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【史料紹介】昭和二〇年代の「別册文藝春秋」--中間小説誌総目次 附「文藝春秋別册」総目次

作成者
 小嶋洋輔  西田一豊 高橋孝次 牧野悠


掲載誌
 『千葉大学人文社会科学研究』第28号(2014年3月30日発行)


概要
 本研究事業は近代史の中で最も読まれたジャンルでありながら、定義が確定してこなかった中間小説について見直し、「現象」として捉えることで新たな中間小説像を構築することを目的としている。その目的を達成するため、具体的には以下の三種の解明を目指している。それは①中間小説誌が如何なる雑誌メディアであったかの解明( 資料の保存・公開)、②中間小説誌編集の戦略の解明、③中間小説誌読者の位置づけ、とまとめられる。この解明を行うに、有効かつ重要な作業といえるのが、表紙、目次構成、挿絵、読書欄、編集後記の調査である。こうした実際の雑誌を手にとっての調査は、雑誌編集の戦略の抽出、また中間小説各誌の性格の明示につながる。本「史料紹介」は、昭和二〇年代初頭に創刊され、中間小説誌の市場形成に伴い、次第に中間小説誌的性格を取り入れ、独自の地位を獲得するに至った「別册文藝春秋」の、昭和二〇年代の目次を翻刻する。

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【史料紹介】「小説朝日」--中間小説誌総目次

作成者
 小嶋洋輔  西田一豊 高橋孝次 牧野悠


掲載誌
 『千葉大学人文社会科学研究』第27号(2013年9月30日発行)


概要
 本研究事業は近代史の中で最も読まれたジャンルでありながら、定義が確定してこなかった中間小説について見直し、「現象」として捉えることで新たな中間小説像を構築することを目的としている。その目的を達成するため、具体的には以下の三種の解明を目指している。それは①中間小説誌が如何なる雑誌メディアであったかの解明(資料の保存・公開)、②中間小説誌編集の戦略の解明、③中間小説誌読者の位置づけ、とまとめられる。この解明を行うに、有効かつ重要な作業といえるのが、表紙、目次構成、挿絵、読書欄、編集後記の調査である。こうした実際の雑誌を手にとっての調査は、雑誌編集の戦略の抽出、また各中間小説誌の性格の明示につながる。本「史料紹介」では、中間小説誌とその隣接領域の雑誌メディアとの境界線上にある雑誌群の調査を進めた結果、中間小説誌として捉え直すべきことが判明した「小説朝日」の目次を翻刻する。

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【史料紹介】「小説と讀物」「苦楽」「小説界」--中間小説誌総目次

作成者
 小嶋洋輔  西田一豊 高橋孝次 牧野悠


掲載誌
 『千葉大学人文社会科学研究』第26号(2013年3月30日発行)


概要
 本研究事業は近代史の中で最も読まれたジャンルでありながら、定義が確定してこなかった中間小説について見直し、「現象」として捉えることで新たな中間小説像を構築することを目的としている。その目的を達成するため、具体的には以下の三種の解明を目指している。それは①中間小説誌が如何なる雑誌メディアであったかの解明(資料の保存・公開)、②中間小説誌編集の戦略の解明、③中間小説誌読者の位置づけ、とまとめられる。この解明を行うに、有効かつ重要な作業といえるのが、表紙、目次構成、挿絵、読書欄、編集後記の調査である。こうした実際の雑誌を手にとっての調査は、雑誌編集の戦略の抽出、また中間小説各誌の性格の明示につながる。本「史料紹介」は、昭和二〇年代に創刊し、消えていった中間小説誌である「小説と讀物」、「苦楽」、「小説界」の目次を公開するものである。この三誌は資料の保存・公開が完璧には成されていない中間小説誌としてある。

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